20歳のときに知っておきたかったこと

すずきさんは食欲の秋を紹介していたので、

私は「読書の秋」を紹介しようと思います。

もともと読書は好きなのですが、買った本や借りた本を並べてみると

かなり偏った趣味になっています(笑)

主に小説が多いですし、恋愛小説よりはミステリー小説が多いです。

そこで、今秋は色々な本を読んでみよう、と思い立ち購入した本がこちらです。

「20歳のときに知っておきたかったこと」

この本にはたくさんの素敵な言葉がちりばめられています。

突然ですが、皆様お手元に5ドルが入っている封筒を渡されて2時間でできるだけ増やしてください、と

言われたら何をしますか?

これは、実際にスタンフォード大学で生徒に出された課題です。

ちなみに私は「5ドルで買える材料を買ってお菓子を作り、道行く人に売る」でした。

でも、5ドル入っている封筒を開けてからは2時間で増やさなければなりません。

ちょっとお菓子作りでは効率が悪いですよね。

そこで、実際に生徒が出した課題に対する回答ですが、

「宝くじを買う」、「洗車サービスをする」、「レモネードスタンドを開く」などです。

元手の5ドルよりは多少稼げますよね。(宝くじの場合は難しいかもしれませんが)

しかし、大金を稼いだチームがいるんです。

そのチームは「元手の5ドルにまったく手をつけていない」んです。

お金に注目してしまうと問題を狭く捉えてしまいますよね。

元手を使わずにお金を増やしたチームは身近な問題に観点を置きました。

週末のレストラン街、人気のあるお店には長蛇の列が出来ます。

もちろん、列に並ぶのが嫌な方だっていますよね。

そこで学生は2人一組でチームを作り、いくつかのレストランにあらかじめ席を予約しておきます。

そして、予約時間の間近で待つのが嫌な方にそこの席を売るのです。

最高20ドルで席が売れたそうです。

こうやって学生は観察力を磨き、持っている力を駆使して課題に挑んだそうです。

大事なのは与えられたものだけで可能性を考えるのではなく、

もっと大きな観点で物事を捉え、

自分の出来ること全てを尽くし可能性を見出すことなんですね。

この話はこの本のほんの一例です。

この他にももっと沢山「なるほど」と自分の考えを覆されるものばかりでした。

ちょっと長くなってしまいましたが、もし興味のある方がいたら是非読んでみてください。

たくさんの発見があると思います♥

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